ガルシア・マルケスの「百年の孤独」を読もうと思ったら電子書籍版がなかった(´・ω・`)

昨日ツイッターでガルシア・マルケスが亡くなったことを知りました。

ノーベル文学賞のガルシア・マルケス氏死去

いや、作品は一冊も読んだことないんですけどね。

前々から気になってた作家で代表作の「百年の孤独」はタイトルもカッコイイしずっと読みたいなぁとは思ってたんですよ。

「20世紀を代表する小説」なんて言われてるくらいですしね。

ちょっと話はズレますけどプレミア麦焼酎の「百年の孤独」ってあるでしょ、

あれは酒造メーカーの社長がこの作品が好きで自社商品の名前にしたそうです。

あとこれも豆知識なんですけどこの焼酎のラベルにはジャズサックス奏者エリックドルフィーの言葉が印刷されてるんです。

When you have music,after it’s over,gone in the air.
You can never capture it again.

音楽とは、ひとたび発せられてしまうと、二度と取り戻すことは出来ない。

激シブじゃないですか?作った人センスありますよね。

僕エリックドルフィー好きなんでこういう演出たまりません。

が、しかし、残念なことに僕は麦焼酎が嫌いなので飲んだことはないというオチなんですが。。


まぁそんな感じで作品にまつわるエピソードもたくさんある名作「百年の孤独」なんですが

マルケスさんが亡くなったニュースを聞いて、夜中だったんですがふとモーレツに「百年の孤独」が読みたくなったんですね。

彼女が家を出て行ってまさに孤独の真っ最中だったこともありまして(ノД`)・゜・。

でもそんな夜中に本屋もやってないしなぁ。てか電子書籍で買えば今すぐ読めるやん?電子書籍って素敵やん?

と思ってamazonを検索してみたら、あれ?ないのね、電子書籍版。

楽天koboのストアみて紀伊国屋ストアもブックライブも探してもない。

あるのは紙のハードカバー版だけ。しかも値段は3000円。たけーよ((+_+))

どうやら新潮社は単価アップ作戦で電子書籍どころか文庫本もだす気はないらしい。

これがね、作家の意向でね「俺の作品はデータじゃなくてぜひ紙をめくって読んで欲しい!」ってことならまだ納得できるんですけど

アメリカのAMAZONで検索してみたら電子書籍版も文庫本もちゃんとあるわけですよ。

ということはこれ完全に版元の新潮社の意向だと思うんですよね。

僕はここに若干の怒りをおぼえてるわけなんですよ。

さすがにね、過去発売した全カタログを電子書籍化しろだなんて言わないですよ。

手間もコストもかかるだろうし、出版社もボランティアじゃないですし。

でもこの「百年の孤独」みたいな名作ってやっぱり色んな規格、媒体、チャンネルで揃えとかないといけない

基本在庫だと思うんですよね。

音楽でいうとマイルスの「kind of blue」みたいな?

それをハードカバーでしか販売してないっていうのは営業戦略なのかもしれないけどそれはやっぱり怠慢だと思うんですよね。

営利企業といえども新潮社くらいの老舗大手になると、名作をより多くの人に読んでもらうという使命もあるんじゃないかと?

それを「どうせハードカバーでも売れ続けるんだからわざわざ価格下げて文庫本にも電子書籍にもする必要ねーよ」

なんて理由であれば言語同断である!と言いたいのであります。てなんかもう勝手に決めつけちゃってますけど。

と、まぁここまで本に3000円もだせない貧乏人のひがみなわけですけど

仕方ないので図書館で借りてきて非破壊自炊で電子書籍化してみようと思います。

ちなみに借りてきた図書館の本をデータ化するのは法律上問題はありませんので。念のため。

でもたぶんみんな図書館に借りにいくんだろうし当分は借りれないんだろうなぁ。。

ほんと電子書籍のラインナップ増やしてほしいんだけどなぁ。

 

コメントを残す